トイレのリフォームを考えている方は、交換時期などで迷うことがありますよね。

今回は、トイレの交換時期や交換することで得られるメリットなどについてお話しいたします。

ぜひ、リフォーム時の参考にしてください。

 

トイレの交換時期はいつ？

トイレは、タンク内の部品が10年前後、パッキンや配管が20年前後で寿命を迎えるものです。

トイレの寿命が近づくと、さまざまな症状が出始めます。交換時期を考える目安としてください。

 

・水漏れ

トイレの水漏れは、パッキンの劣化が原因です。

劣化以外では、外部からの衝撃により、便器にひび割れが起こる場合があります。

ひび割れは放置すると進行する場合があるため、早めに交換することが大切です。

 

・水の流れが悪い

水の流れが悪い場合、配管のトラブルも視野に入れたほうがいいでしょう。

トイレリフォームで配管ごと新しいものに交換すれば、トラブルはすぐに解決します。

水の流れが悪い状態が続くと、トイレから水があふれる場合があるため、放置しないことが大切です。

 

・黄ばみ・悪臭などが残る

黄ばみ・悪臭・汚れなどが残ってしまい、トイレをリフレッシュするのに、リフォームは最適です。

 

・新機能がほしいときもリフォームがおすすめ

節水・温水便座・自動洗浄機能・脱臭機能・タンクレスなど、新機能がほしいときも、リフォームを検討しましょう。

トイレはどんどん高性能になってきています。

 

トイレリフォームのメリット

 

・節水・節電も可能に

毎日何気なく使っているトイレですが、じつはその都度大量の水を流していることをご存じでしょうか？

さらにウォッシュレットタイプでは、便座の暖房機能を常時オンにしておく必要があるので、

トイレを使っていなくとも知らずしらずのうちに電気代がかさんでしまっています。

最新の節水・省エネタイプのトイレに交換すれば、水道代だけでなく電気代の大幅節約が可能になります。

 

・お手入れがラクになる

最近のトイレはとても多機能ですが、同じくらい注目したいのがお手入れのしやすさです。

トイレの汚れと言えば水垢やカビ、尿石などですが、こうした異物の付着を抑える工夫が最新の製品には備わっています。

たとえば、水流を旋回させて汚れを落としたり、泡洗浄ですみずみまできれいにしたり、

水垢などが付きにくい有機ガラス系の新素材をコーティングしたものなど、

さまざまなタイプのトイレがラインナップされています。

 

トイレリフォームのポイント

・スマートな見た目

見た目、省スペース性で選ぶならやはりタンクのない、タンクレスタイプがおすすめ。

便器本体と温水便座で構成されていて、外観上もすっきりスタイリッシュにまとまっています。

また、タンクに水をためず給水栓から直接水を引くので、タンク式のように流せるまで時間を置く必要がありません。

 

・掃除のしやすさで選ぶ

最近のトイレは、掃除のしやすさも優れています。

便器の周囲に汚れがたまりにくいようにフチをなくした形状にしたり、

シャワーノズルの収納部分から凹凸をなくしたりさまざまな工夫が凝らされています。

 

・清潔さを保つ機能で選ぶ

汚れが付きにくく、清潔さをキープする機能も昨今の高機能トイレには必須。

便器の表面に特殊なコーティングを施して水垢の付着を抑えるものや、

除菌用の洗浄液をミストにして使用前の便器に吹き付けるタイプ、

プラズマイオンの働きで鉢内の除菌と消臭を行うものなど、さまざまなものがあります。

 

・ポイント多機能で選ぶ

昨今ではウォシュレット、シャワートイレも多機能化の一途をたどっています。

例えば気になる臭いを除去してくれる脱臭・消臭機能や便座だけでなく、

トイレ空間そのものを暖めてくれる部屋暖房機能などを標準搭載したモデルも。

さらにアロマディフューザーを備え、トイレを芳香で満たしてくれるものや、

便座に腰掛けると心地よい音楽が流れるものなどもあります。

 

新しいトイレで生活を変えよう！

トイレは水回りの中でも一番汚い印象があるうえ、従来のトイレは溜まった汚れは落ちにくく、

しかも経年劣化も汚らしく見えてしまいます。

そんなトイレ空間がリフォームで清潔で美しく生まれ代わり、臭いまで一新されるとなると、

大多数の方が感動を覚えるのもうなずけます。