防水工事の時期は劣化サインで判断!②
防水工事で人気の季節は春&秋
春・秋は暑すぎず寒すぎず、快適な季節なので工事件数が増えます。
また、夏は猛暑や台風、冬は降雪などの心配ごともあるで避けたいと考えるかたも多いです。
特に、マンションやアパートなど入居者がいる場合は、住んでいる方の生活面を考慮する必要があるので、
春や秋など比較的過ごしやすい期間で行うことがほとんどです。
ただし、夏や冬でも天候に気をつけて施工すれば問題なく工事することもできますし、
春や秋よりもお得に工事出来る場合もあります。
また、春・秋でも雨や台風で工事が出来ずに1カ月以上延期になる場合もあるし、
夏・冬の方がかえって天気が安定して工事が予定通り進む場合もあります。
どの季節であっても絶対大丈夫!予定通り進む!ということはありませんので、ご注意ください。
季節よりも重要な3つの注意点
季節よりも重要な3つの注意点をご紹介します。
防水工事を成功させるために必ず目を通しておきましょう!
防水工事の実績がある業者に依頼する
防水工事の実績がある業者に依頼しましょう。
なぜなら防水工事は専門的な知識や経験がないとできない工事だからです。
よくあるのが「外壁塗装で塗装が余ったから、ベランダの床も塗装しておきました」と防水専用でない
一般的な塗装で塗られてしまうケースです。
防水の塗料と、外壁などに使う塗料は別物なので、同じ塗料で施工することはできませんが、
知識がない業者に依頼してしまうとこういったケースが起こります。
また防水施工の知識がないと、防水層にムラができたり、隙間ができたり、隙間が出来て不具合を起こしてしまいます。
高品質な工事をしてもらうためにも、防水施工実績があり、防水施工がが出来る職人が在籍しているか
業者に確認した上で依頼しましょう。
詳細な見積もりくれる業者を選ぶ
詳細な見積もりをくれる業者を選びましょう。
防水施工は下地から防水層、トップコートと層になっているので、トップコートを塗ってしまうと
その下の防水層がどのように施工されているかの判断ができません。
また、見積もりが「屋上防水工事 一式 =80万」などと簡易的なものであったら、
どの工法で防水を工事するのかも不明確です。
工事の内容が標準と合っているのか、単価が相場通りになっているかをチェックするためにも、
見積もりは細かい工程も記載してくれる業者を選びましょう。
状態にあった種類の防水をしてもらう
防水工事には主に4つの種類があります。
各防水、向いている施工場所と向いてない施工場所があります。
「うちはこの工法を推している」
「この種類で防水すれば間違いない!」
などと、状態も確認せずに提案してくる業者は危険です。
きちんとご自宅の状況を確認した上で、環境や状態にあった防水を選んでくれる業者を選びましょう。
まとめ
ベランダやバルコニー、屋上などの防水は築10~15年でメンテナンスが必要です。
10年を過ぎると、色褪せ、ひび割れ、剥がれ、膨れなどの劣化症状が出てきます。
放っておくと雨漏りに繋がり、修繕工事にも多額の費用がかかってしまうので、
早めのメンテナンスを行いましょう。
また、防水工事で人気の季節は、「春」と「秋」です。
防水工事は天気に左右されるので安定した季節を選ぶ方が多いです。
しかし、季節ごとの天候はその年によって変わるので、高品質工事にするためには
業者選びの方を重視していきましょう。
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