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新築を建ててから部屋ごとのリフォームをする時期の目安を紹介

 

やっとの思いで家を建ててから何年か経つと、リフォームのことを考えなければなりません。

 

もちろん、どれくらい経ったらリフォームが必要という明確な長さはありませんが、リフォームする場所によって、おおよその目安があります。

 

目安の期間を知っておくと、効率よくリフォームができます。
この記事ではリフォームを考える理由と、それぞれのメンテナンス時期について紹介しています。

 

リフォームを考える理由

リフォームをする理由で最も多いのは今の家が古くなったからではないでしょうか。
長い間住んでいるうちに住宅は古くなり、劣化や汚れが発生するのでメンテナンスが必要になります。

 

また風呂やトイレ、キッチンなどの水回りは、新築の時は問題無く使えても老齢になると不便さを感じます。
また住宅設備の進歩も早いので、新しい便利な機能が付いた浴室やトイレと交換したいと感じる人もいます。

 

リフォームを考える別の理由は、子供たちが巣立って部屋が空いたり、子供が結婚して二世帯で住むようになったなど、家族の構成が変わり生活スタイルが変化すると、部屋の数や造りを変える必要が出てきます。

 

また高齢の親を介護する時には、床をバリアフリーにするなど、暮らしやすくするために良い機能を備えた家に作り変える必要が生じます。

 

リフォームの時期を間違えないようにする

リフォームのタイミングを間違ってしまうと、金額や快適な暮らしを犠牲にすることになります。

 

例えば故障した設備を使い続けたり、老朽化した住宅をそのままにしておくと、後からの修理が難しくなり工事の費用も高額になってしまいます。

 

もし設備を交換したり、複雑な工事が必要になると、それだけ作業の期間も長くなるので、家で暮らしながらのリフォームもできなくなり、仮住まいを見つけて引っ越す必要が生じます。それだけ余計な費用がかかってしまいます。

 

仮に浴室やキッチンだけのリフォームであっても、リフォーム工事が1週間以上かかると、住むための空間はあっても工事中には入浴が出来ず、料理も作れないので、毎日銭湯に行ったり、外食する必要があります。

 

住宅を定期的に点検して問題に気づいた時には、すぐに直すことが余計な出費を防いで、快適な環境を長持ちさせてくれます。

 

屋根や外壁のリフォームを行う時には、必ず足場を組まなければなりません。

 

足場を組むには20万円以上の費用がかかるので、リフォームやメンテナンスを行う時には、足場を組んで行う作業はまとめて頼むと効率良く出来ます。

 

新築からどれほどの年数が経ったらリフォームを考えると良いか

新築を建てて5年程度が過ぎたら、屋根の瓦を確認してズレている箇所や、補修の必要な部分を見つけましょう。
また外壁の修繕や排水管の洗浄も5年程度を目途に行うと良いでしょう。

 

室内のクロスの貼り替えもこの時期に行うと長く使えます。外壁のペンキの塗り替えも検討しましょう。
さらに10年程度が過ぎると、水回りの不具合が多くなり汚れも目立ち始めます。それでこの時期には本格的に水回りと外壁のペンキ塗り替えを検討すると良いでしょう。

 

15年以上過ぎると、給排水管など目に見えない部分に問題が出始め、修理や交換が必要になります。
家の中の床も全体的な修復が必要になるので、フローリングを張り替える必要が生じます。

 

20年以上経つと全体的に修理が必要になります。
この時期には大規模なリフォームをする決意が必要です。

 

部屋ごとのリフォーム時期について

 

キッチンリフォーム

目安は10年程度から20年程度で、この時期には吊戸棚の建てつけが悪くなったり、コンロの火が点火しなくなったり、レンジフードが回らないなどの不具合が生じるので、設備を取り換えることを検討しましょう。

 

浴室やトイレ、洗面所のリフォーム

10年程度から15年程度経ったら、取り替えのリフォームを検討してみましょう。
浴室のタイルがひび割れたり、ユニットバスの汚れが溜まって酷い臭いがすることもあります。

 

トイレや洗面台の使用年数も10年程度から20年程度なので浴槽を交換する時に、洗面所もリフォームしてしまった方が後からの効率が良くなります。

 

その他部屋のドア、玄関ドア、フローリング、屋根

15年以上経つと建て付けが悪くなります。
またフローリングも15年程度から20年程度で傷が目立ってくるので、15年経ったら部屋の中のリフォームを検討してみましょう。

 

玄関ドアはアルミ製であれば20年程度から30年程度は問題ありません。
瓦屋根は20年程度から30年程度、金属屋根は10年程度から15年程度がリフォームの最適な時期だと言われています。

 

マンションのリフォームをする時に注意するポイント

マンションのリフォームで気を付けるポイントは、マンションを購入する時に自分が思っているリフォームができるかどうかを確認しておくことです。

 

壁式構造のマンションは壁や床などで建物を支える構造になっているので、自分で勝手に間取りを変えることができません。

 

またマンションは共用スペースと個人のスペースに分かれていて、共用スペースはマンションに住んでいる人たち全員のものなので、自分で勝手に変更することはできません。

 

廊下やベランダ、エントランスなどが共用スペースの時には、リフォームが出来ないので、どの部分までがリフォームできるのか管理会社に相談してみると良いでしょう。

 

リフォーム作業は季節と関係があるのか?

リフォーム業者にいつ依頼しても大して関係は無いような気がしますが、一般的にリフォームは春に行うのが良い、と言われています。

 

春のメリットは気温が暖かく、雨があまり降らない時期なので、リフォーム業者は安定して工事が出来ます。
また市場に出回る設備も新しく入れ替わる時期なので、型落ちの設備が安く手に入りやすい時期でもあります。

 

対照的に冬はリフォーム業者が繁忙期なので、工事の予定が付かず計画通りに進展しないことがあります。
夏は梅雨入りしてしまうと、毎日雨が降るので外壁や屋根のペンキが塗れなくなります。

 

秋は台風や長雨で作業が遅れることはありますが、天気が安定しているので、春の次におすすめ出来る季節です。
リフォームを計画する時には、無理のない余裕のあるスケジュールを取るようにしましょう。

 

神戸市の住宅リフォームは有限会社AIS(アイス)にご相談下さい。


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