外構リフォーム成功のために➀
最近は広い意味を込めて「エクステリア」と呼ばれるようになった外構。
以前はデザインを重視するものよりも、防犯や目隠しなどを目的としたものがほとんどでした。
しかし、近年になって外構は「隠すもの」ではなく「魅せるもの」へと変化してきたのです。
その時代の変化に沿って、あなたも理想の外構を手に入れてみませんか?
1.外構リフォームとは?
■外構・エクステリア
外構とは「家の庭」というイメージを持つ人が多いでしょう。
しかし、庭のことだけを指すわけではありません。
歩道との境界となる塀や玄関へのアプローチ・駐車場や門扉なども、
すべてまとめて「外構」と呼ぶのです。
外構工事では、飛び石や砂利敷き・花壇作りなどもその内容に含まれます。
一方のエクステリアは、もともと「外部」「外観」という意味の英語です。
「インテリア」に対応する言葉として、建物の外観全体を示すときに使用されています。
「外構」と内容は同じですが「庭をデザインする」
というイメージが強いのがエクステリア工事です。
最近は「エクステリアプランナー」と呼ばれる職人も増えてきています。
■外構・エクステリアの施工場所
外構とは、家の外回り全般のことです。
具体的には以下のような場所を指します。
・家と歩道の間にある塀や生け垣・門扉
・玄関へのアプローチ
・カーポートや駐輪場
・花壇や飛び石・砂利敷き
・ウッドデッキやテラス設置
リフォーム工事を検討しているなら、
どこをどのようにリフォームしたいのかしっかりと計画しましょう。
■外構リフォームの目的とは?メリットは何?
外構のリフォームを行う目的やメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、機能を高めることができるという点です。
家のまわりは毎日通る場所であり、使い勝手のよいものでなければなりません。
たとえば、「広い庭があるのに使い道がない」
「駐車スペースにゆとりが欲しい」などといった
悩みを解決することができるでしょう。
さらに、装飾性についても重要視されます。
古くなった塀やフェンス・生け垣などを新しいデザインのものに取り替えることで
「美しく生まれ変わった庭」を手に入れることができるのです。
外構は家のイメージを決定づける重要なポイント。
2.外構スタイルの種類
■プライバシー確保!クローズドスタイル
クローズドスタイルとは、比較的背の高い門やフェンス・塀などを設置することで、
道路や近隣からの視線を遮断できるスタイルの外構です。
周囲からの視線を意識することなく過ごすことができるため、洗濯物を干すときも、
子供やペットが庭で遊ぶときも、最適な環境と言えるでしょう。
また、防犯の面においても優れているというメリットがあります。
外部から簡単に侵入できない造りになっているため、
空き巣などの心配は少ないと考えられるでしょう。
その反面、閉鎖的な雰囲気になってしまうというデメリットがあります。
家全体に圧迫感を与えてしまう可能性があるため、
慎重にプランニングする必要があるでしょう。
■開放的で広々!オープンスタイル
敷地の境界線に門扉やフェンスを設けず、
開放的な外構を実現したのが「オープンスタイル」です。
開放的で広々としたイメージを与えるのが最大のメリットと言えるでしょう。
フェンスや塀の代わりに低い樹木などを植えて境界を示すケースもあり、
建材を多く使用しない分、費用を抑えることができます。
デメリットは、周囲の視線を遮るものがないという点です。
通行人や近隣からの視線が簡単に届いてしまうため、
プライバシーの確保が難しくなるでしょう。
また、比較的簡単に侵入されやすく、防犯の面でも何らかの工夫が必要になります。
■両方のメリットを組み合わせたセミクローズドスタイル
「セミクローズドスタイル」は、「クローズドスタイル」と
「オープンスタイル」の要素を組み合わせたものです。
塀やフェンスを低めにしたり、部分的に開放的な場所を作ったりして
自由にコーディネートすることができます。
プライバシーやセキュリティーが守られながらも、
程よい開放感を得ることができるのが特徴です。
ただし、プランニングが最も難しいのがこのスタイルと言えるでしょう。
中途半端な機能しか持たない外構にならないように、十分注意が必要です。
神戸市の住宅リフォームは有限会社AIS(アイス)にご相談下さい。
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