マンションの水回りが老朽し生活に悪影響が出始めた場合、
賃貸の場合なら大家さんや契約時に利用した不動産、管理会社に相談します。
購入したマンションでも1度老朽したこと、リフォームを希望していることを伝えましょう。
一般的に何年に1度の割合で水回りのリフォームを検討すれば良いのでしょうか。
1.水回りの見直しを
水回りの見直しは、マンションを買って10年から15年とされています。
あくまでも目安ですが、これが老朽し始めるとされている年数です。
マンションの水回りとは、キッチンとバスルーム、トイレ、洗面所のことをいいます。
これらの共通点は水を使うこと、ほぼ毎日使うことです。
そのためほかの部分に比べると老朽のスピードが早まります。
キッチンが新しくなれば、お料理の時間が楽しくなり、
バスルームがキレイになれば入浴タイムがいっそう楽しいものになります。
お手洗いがキレイになれば気持ちが良いし、
洗面所が新しくなれば洗顔タイムがめんどうと思わなくなるかもしれません。
2.気になる 費用
水回りをキレイにしたい…そこで気になるのが費用です。
費用が高そうでリフォームに踏み切れないと考え時期を延ばしている人もいることでしょう。
できるだけ安く抑えたい、尚且つ機能性のレベルも下げたくない…誰もがそう考えています。
キッチン全体のリフォーム費用は約50万円から150万円程度です。
なぜこれだけ幅があるのかというと、機能性が異なるためで、最新式で使い勝手の良いものほど高額になります。
工事にかかる日数はそのときの状況にもよりますが、だいたい2日ぐらいです。
また、キッチン用品が多い人が小さい収納スペースを選んで後々後悔することもあります。
収納スペースの大きさを自由にリフォームできるのであれば、大きさにもこだわりましょう。
バスルームの費用も約50万円から150万円程度です。
状況にもよりますが日数は2、3日くらいです。
機能性にこだわるほどリフォーム費用は高くなります。
これも自由にできればの話ですが、ゆっくりバスタブに浸かる人は大きめのバスタブを、
シャワーにこだわる人は最新式のタイプを選ぶと良いでしょう。
トイレのリフォームは約15万円から30万円程度です。
他に比べると狭いので費用も安くなりますが、トイレも選ぶ資材によって費用が高くなります。
工事はだいたい1日で終わることが多いようです。
洗面所の費用は約10万円から50万円程度と幅広く、洗面台の資材やデザインで大きく差があります。
工事日数は1日から2日です。
これらの費用を参考にしながら、自分なりの予算を立ててておきましょう。
できれば細かい部分まで決めておくと良いのですが、実際になると細かく考えたことがかなわず、
まったく違うパターンになる可能性もあります。大まかで良いので決めておきましょう。
3.リフォーム会社選びですべてが決まる
リフォーム会社を自由に選べる場合、
仕上がりは会社選びがすべてと言っても良いくらい大きく関わるので慎重に選びましょう。
選び方を失敗して良くない結果になってしまったという例もあるので注意が必要です。
ホームページの情報は細かい部分までチェックしておきましょう。
料金だけでなく、施工例、施工手順、使われている資材や業績なども確認しておくべきです。
また、ショールームに足を運ぶことも忘れてはなりません。
実際に使ってみることで、見た目だけでは分からなかった新しい発見があるかもしれません。
目で見て触れて、使いやすいかを確かめておきましょう。
ショールームをまわる際、分からないことはスタッフに質問できます。
疑問に思ったことがあれば聞いておきましょう。
水回りのリフォームを定期的におこなうことは、住宅を長持ちさせることにもつながります。
10年から15年に1度見直してみましょう。
また、事前にある程度予算を立てておくことも忘れてはなりません。