有限会社AIS

ユニットバスへの浴室乾燥機リフォームについて②

 

前回に引き続き、ユニットバスへの浴室乾燥機リフォームについてご紹介します。

 

 

浴室暖房乾燥機付きのユニットバスにリフォームするメリット

ユニットバスを浴室暖房乾燥機付きにリフォームすると、下記のようなメリットがあります。

 

・乾燥機能が使える

入浴後の湿気をそのままにしていては、カビの原因になります。
乾燥機能で、ジメジメした浴室内を乾燥する事ができます。

 

・衣類乾燥ができる

浴室内に洗濯物を干して乾燥させることができます。

 

・暖房機能が使える

冬場の寒い浴室を、使用前に暖められます。
居室と浴室の温度差をなくすことでヒートショックの予防にもなります。

 

・涼風機能が使える

涼風機能で、涼しい風を送り込み、夏場やお風呂上がりも快適に使用する事ができます。

 

・ミストサウナ機能が使える

温度を高めた浴室に、水を霧状に噴霧して全身を温めるミストサウナが使えます。

 

 

ユニットバスで洗濯乾燥をするメリット・デメリット

ユニットバスで洗濯乾燥をするメリット・デメリットをご紹介します。

 

メリット

・生地が傷みにくく、シワになりづらい

ユニットバスの浴室暖房乾燥機での乾燥は、干したまま温風を使って乾かすため、

洋服のシワを伸ばして乾かすことができ、洋服の傷みも最小限で済みます。

 

・紫外線や花粉、ホコリの心配がない

屋外に洗濯物を干すと、紫外線による色落ちや花粉やホコリの付着が心配ですが、
屋内のユニットバスでの乾燥であれば、そのような心配はありません。

 

・他人の目が気にならない
ユニットバス内は他人の目に触れることがないため、

外の通行人の目や、急な来客の時など気にせず気軽に干すことができます。

 

 

デメリット

・干すのが手間

洗濯機の中に入れっぱなしでいい洗濯乾燥機と違い、

ユニットバスでの洗濯乾燥は自分で洋服を干さなくてはいけません。

 

・干すスペースに限りがある

洗濯物を干せるスペースは浴槽の真上の部分のみなので、ベランダの洗濯物干しスペースに比べ、手狭です。

 

・光熱費がかかる

機種や気候など条件にもよりますが、浴室暖房乾燥機での乾燥は、洗濯乾燥機よりも電気代がかかります。

 

 

浴室暖房乾燥機の交換時期はおよそ10

浴室暖房乾燥機は機械のため、故障や部品の経年劣化は避けられません。

使用頻度や個体差もありますが、寿命はおよそ10年程度となります。
交換の目安は下記にてご紹介します。

 

・異音がする

「キュルキュル」「キシキシ」などの異音が聞こえる場合、浴室暖房乾燥機内のモーターの劣化が考えられます。

 

・効き目が落ちた

フィルターの掃除をしても、風量が少なかったり乾燥暖房の効きが悪い場合は、故障が考えられます。

 

 

ユニットバスで洗濯乾燥をするためのポール設置方法

ユニットバスで洗濯物を乾燥するためには、洗濯物を取り下げるためのポールを設置することが必要です。

まずポールを受けるためのブラケットを取り付けます。

ユニットバスの壁は薄いため、ブラケットの取り付け部には裏から裏板を当てて強度を高める事が大切です。
リフォームでブラケットを追加設置する際は、点検口からの作業となるため、専門の業者に依頼しましょう。

 

 

浴室暖房乾燥機で洗濯物が乾くまでの時間の目安

浴室暖房乾燥機で洗濯物が乾くまでの時間は、季節・室温・外気温・湿度などの外部条件や

洗濯物の量・脱水の状態、乾燥機の機種によって大きく変化します。

目安としては、洗濯物2kgで約23時間です。
厚手のもの場合、5時間以上かかる事もあります。

また、浴室内の状態も乾燥時間に影響します。

浴槽内を空にし、浴室内の水滴を拭き取っておく事、

乾かす際は、シャツ類はハンガーにかける、乾きにくいものを吹き出し口の近くに干すなどの工夫により、

乾燥時間を短縮できます。

 

 

次回も引き続き、ユニットバスへの浴室乾燥機リフォームについてご紹介します!